明治4年、上杉鷹山公が創設した藩校「興譲館」に招かれていた英国人教師チャールズ・ヘンリー・ダラス氏は、滞在中に米沢牛を美味しさに魅了されていました。任期を終え横浜に戻る際には米沢牛を一頭連れ帰り、その牛を仲間に振る舞ったところ、その美味さに驚きたちまち評判になりました。以来100有余年の歴史を誇るブランド牛として全国にその名をとどろかせております。
平成12年に完成した「米沢市食肉センター」は最新鋭の機械設備による万全の衛生管理を行い、BSE(牛海綿状脳症)を始めとした食肉衛生検査には特に念を入れて行っています。また、「米沢牛」は子牛から仕上げ時期まで全て植物性飼料を給与していますのでBSEに感染する事はありません。
加えて当社独自の品質管理システムにより新鮮で安全な食肉の維持に努めております。
米沢は、山形県南部の置賜地方に位置し、南に吾妻、西に飯豊と四方を高い山々に囲まれ、夏は暑く、冬は寒いと言う季節間の寒暖差がある盆地特有の気候風土であります。
最上川源流域の豊かな水資源に恵まれた肥沃な土地は、気候風土と相俟って、おいしい果物、野菜、米を育んで豊かな実りをもたらしてくれます。
この素晴らしい牛肉を育てる環境に、先人が培った飼育技術が相俟って、牛肉は30〜36ヶ月までの間、米沢の自然を背に受けじっくりと育てられます。
愛情を持って優しく育てられた牛の肉質は、まさに最高級。
霜降りには豊かな香りと、程よい溶け具合の旨味があり、一度食したものの心を引き付けます。
米沢の人と自然と大地が育む逸品、これこそが『米沢牛』なのです。